Crown/AMCRONアンプについてのQ&A
CROWN/AMCRONアンプで良く寄せられるご質問と、それに対する回答をまとめてみました。
ご参考までに・・・。
※2014.12.09 多少追記、修正しました。
・CrownとAMCRONは何が違うの?
内部はまったく同じで、AMCRON品はリアにヒビノのステッカーがあれば正規輸入品。
Crownの商号が使えない国にはAMCRONで出しています。
AMCRONなのにヒビノのステッカーが無ければ、並行輸入品でしょう。
日本国内ではAMCRON品は比較的数が少なく、並行輸入のCrownは入手しやすいです。
・電源電圧の変更に関して
家庭で数W程度の音量で聴く分には特に電圧変更をしなくとも、実用上は問題ありません。
フルパワーを出すような事が多々ある場合は必須です。
電源電圧を120V設定にし、100Vで使用する場合は、
・回路の各部分の電圧が約8割ほどになってしまいます。
・電圧が不足する為、定格出力を連続して出す事は不可能です。
・特に電流を要求する回路は、同じ仕事をさせようとすると電流値が増えてしまい、過熱、焼損する可能性があります。
・プリアンプでは、電圧が低い場合にミューティングリレーが動作しなかった経験があります。
・おそらく音量を上げると歪みが増えます。
家庭で少し楽しむ分には電圧変更、昇圧しなくとも動作することも多いですが、上記にご注意ください。
また音質に関してですが、「120Vと100Vでどちらがいいですか?」という事を聞かれることがあります。
基本的に電圧が高い方がいいのですが、必要な回路はアンプ内部で安定化されています。
なので、電圧さえ合わせておけばどちらでもいいです。
ただし電源にノイズフィルタ搭載のトランス等、効果が期待できるものを使用したい場合はそれに合わせてもいいでしょう。
私個人としては、せいぜい数Wの出力であっても電圧変更をすべきと考えます。
・電源容量に関して
家庭で大出力パワーアンプを使用する場合の注意ですが、家庭で数W程度を出して楽しむ分には、一般の電源コンセントで十分です。
敢えて電源を強化する等の必要はありません。
当方でも、1つの一般家庭コンセントから2台のMACRO REFERENCEを通電しBTLで遊んだことがありますが、特にブレーカーが動作することもありませんでした。
可能であれば、アンプを200Vへ電圧変更し、オーディオ機器用に200V専用電源を設けると、必要とする電流値は半分になりますのでお勧めです。
一度自家用のアンプでクランプメーターで電流測定したことがありますが、爆音でせいぜい3A程度でした。
2台同時に鳴らしても6Aですので、ドライヤー1個分ですね。
こんな音量で鳴らすと苦情が来ますのでありえないとは思いますので、普通は気にしなくていいです。
・中古品の状況に関して
業務用故に、外観はきれいでも内部を見ると劣化しているのが常です。
これに関しては、強制空冷モデルの方が内部の状況が比較的良い事が多いです。
やはり冷却すると寿命が長くなります。
私も多数中古品を扱っていますが、ラックマウントされたまま長時間通電される為、熱がこもって劣化している事が多いです。
自然空冷モデルでも、メーカーとしてはラックマウントした状態でラックの上下に空冷ファンを設けて空気を循環させることを要求しています。
無理な場合はリアにファンを設けることができるオプション品などもあります。
一般家庭で使用する場合は、風通しの良い場所に設置すれば特に神経を使う必要はありません。
・アンプに足が無いのはなぜ?なぜ無骨な外観のままなのか?
もともと、これらのアンプはラックマウントして使うことを想定されている為です。
民生向けには、単体もしくはプリ、パワーアンプを1つの箱に収められるウッドケース等が別売されていました。
ウッドケースは米国での流行だったようです。
従って足が無いのは仕様です。
ケースが欲しいという場合、どうしてもウッドでないと駄目という場合は、オークション等で出てきます。
ウッドでなくても良い場合は、サウンドハウスに安くて良いものがあります。
・PS-200や400には外観が少し違うものが売られているようですが?
・D-150AIIや300AIIの本体色が違うように見えるものがあるのですが?
いずれも製造時期によるものです。
PS-200や400は、ハンドル付き、ガンメタリック塗装なら前期モデルとなります。
後期モデルはハンドルが無く、ブラックとなりつや消しとなります。
前期モデルにはパネルのSIGNALインジケーター部に変な出っ張りがあります。
これはPOWER LINEシリーズとパネルを共用化するためのもので、余計に開いている穴を塞いでいるものです。
後期モデルの発売後すぐにPOWER LINEシリーズはディスコンとなった為、穴は1つとなりパネルがすっきりしました。
D-150AIIや300AIIも同様で、後期はブラック塗装です。
外観以外に、内部基板はもっと細かく分かれています。
詳しくはマニュアルを参照ください。
・Crownにそっくりな、AE TECHRONというメーカーのアンプは何ですか?
これは、Crown社のOEMを受けて販売されている業務用のアンプです。
オーディオやPA用ではなく、低周波大出力が要求される医療機器(MRIなど)や産業機器に組み込まれて使用されるもののようです。
(故に、POWER SUPPLY AMPLIFIERと表記されています)
当方では、ディスコンモデルにD-75、PS-200、DC-300AII、PSA-2、PS-400、D-150A2の各OEMモデルを確認しています。
また、殆ど日本では見かけませんがCROWNのDELTA OMEGA2000、M600というモノラルパワーアンプのOEMモデルも存在しています。
外観はベースモデルのままですが、リアの入力端子がBNCになっていることと、外観の塗装色がベージュになっている点が違います。
D-150A2とPS-200とD-75は入手したことがありますが、まったく問題なくオーディオ用として使用可能です。
AE TECHRON製のものは、超低域のフィルタ回路がパスされているらしいです。
(電源では低域フィルタは不要です)
このほか、MB DYMANICSという振動機器メーカーで、振動機器の駆動用としてPS-200やPS-400のカスタム版が小数存在するようです。
・DELTA OMEGA2000とは?
日本では販売されなかった?ようですが、モノラルの最高級パワーアンプとなります。(出力1KW!)
当然、そこまでは必要がないということで殆ど見かけません。
・BTL接続/ブリッジ接続とは何ですか?
ステレオパワーアンプを、スイッチの切り替えでモノラルとして使用することができる機能です。
この機能を使用すると、モノラルにはなりますが出力はほぼ二倍になります。
また、電源も各チャンネルに1セットとなる為、低域の切れが良くなるのが特徴。
BTLでステレオにするにはもう1台同じパワーアンプが必要となります。
尚、シリアルは近似の方が良いです。
・音質は本当にそんなに凄いの?
私が当初D-150A2を入れたときは、それまで使っていた山水の当時最上級パワーアンプ、B-2301を即引退させました。
低域の駆動力はいままで使ってきた民生用アンプには全く未経験なもので、目が覚める思いでした。
民生用アンプにもこれに近い音を出すものはあるかも知れないですが、きわめて少ないでしょう。
その上でものすごい費用を出さないと手にも入らない可能性大。
私自身は、一度自室で音を聴かれることをお勧めしています。
・PS-200/400のバランス(XLR)入力アダプタについて
リアにある専用コネクタに後付対応となります。
種類は、「PS-MOD/X」と「PS-MOD/A」との2種類となり、前者がトランス仕様、後者がオペアンプ仕様となります。
いずれも、バランス入力をアンバランスに変換した上でアンプ内部に接続します。
個人的にはトランス仕様をお勧めします。
尚、Power Line Three、Power Line Fourには装着できません。
このアダプタですが、PSA-2に使用できるよう改造?されたものを見かけたことがあります。
尚、PS-MOD/Xを使用し変換ケーブルでRCA接続するのはそもそも無意味な上にノイズが出る事があるので、やめましょう。
・空冷ファンがついたPS-400を見ましたが?
当時のメーカーオプションで、強制空冷にするパーツがありました。
これは、簡単に取り外せます。
・変なトランスが別付けになっているPS-400がありましたが?
当時のメーカーオプションで、ハイインピーダンス送出に対応させる為のものです。
設備用に使用する場合、配線距離が長距離となるとローインピーダンスでは損失の面で不利となります。
この為、トランスを入れてハイインピーダンスに変換するものです。
家庭で使用するのには必要ありません。これも容易に取り外せます。
・D-75等で、電源オン、オフの際にポップノイズが出ますが、これは出ないようには出来ませんか?
基本的にCrownのアンプにはスピーカー回路にリレーが入ってない為、ノイズは出てしまいます。
わずかなノイズは仕方ないと思いますが、どうしても気になる場合は後付でノイズ回避回路を取り付ける事が可能です。
・Studio Reference等で、リアのスピーカー端子が複数あるものがありますが、あれは何に使用するものですか?
複数のスピーカーを同時接続させる為に使用します。
・PS-400、PS-200でスピーカー端子が2系統(バインディングポストとねじ止め端子)あります。
同様に入力端子もねじ止めとフォーン端子があります。
なぜ2系統あるのですか?
これは、設備用にインストールされる事を想定しており、設備に組み込まれて取り外される事が無い場合は、信頼性の高いねじ止め端子を使用出来るという思想のようです。
内部は並列に接続されています。
・リアにある駆動切り替えスイッチで、「STEREO」「MONORAL」以外に、「PARARELL MONORAL」とありますが、これは何ですか?
一般的なステレオ、BTLモノラル、モノラル2chを切り替えます。業務用ならではの機能です。
2chステレオであれば、使うことのない機能です。
・Power Line Threeでスピーカースイッチがついたものを見かけましたが?
初期モデルにはスピーカー切り替えスイッチがあったようですが、途中で無くなってしまいました。
フロントパネルの電源スイッチ横にスイッチが1個多く、リアにスピーカー端子が増えています。
・ボリュームつまみの質感が違うものがあるようですが?
後期はつやけし、前期はつやありという傾向が見られます。
・Power Line TwoとD-75の違いは何ですか?
殆どの民生モデルが業務用モデルの派生(小変更)モデルなのに対し、Power Line Twoは設計が違うようで、特に出力が60w×2/4Ωと、他の業務用モデルとは比較ができないです。
おそらく出力的にD-75とD-150Aあたりの中間に位置する設計なのではないかと思われます。
中を見ると完全に別設計です。
回路としてはPS系の回路を使っているようです。
・D-75とD-75Aの違いを教えてください。
殆どは改悪orコストダウンです。
入力端子の変更(XLR/フォーン別2系統→コンボ化)
スピーカー端子の変更(バインディングポスト→ねじ止め端子化。)
設定スイッチ(グランドリフト、BTLモノラル)がアンプ外操作可→内部に変更。(分解要)
電源電圧変更可能→不可能(電源電圧毎のトランス専用化、事実上の不可能)
D-75Aは、新しいという以外ではメリットは感じません。D-75を探すことをお勧めしておきます。
D-75でも末期はコンボ化しているものがありますので、リアを確認してください。
コンボ端子はXLRとフォーンが兼用できるものです。
良く考えてありますが、結構変なトラブルも経験します。あまりお勧めはしません。
・Crownのラインナップの中で、アンプ以外に出しているものがあるようですが?
オーディオ測定器やひずみ率計などが出ています。これも殆ど出てこない希少品です。
あくまでオーディオ機器の周辺機器という考え方のようです。
また業務用としてはマイクが有名なようで日本メーカーでもOEMを受けていたりするようです。
マルチアンプ用のチャンネルディバイダなどもあります。
・各機種インプレッション(手元に置いて音質を確認したもののみ)
個人的評価は5段階で表示し数字の大きい方が評価が高いです。
<D-75A> 評価3
某所で褒めちぎられていたパワーアンプ。
音質は確かにこのサイズから出る音としては驚きだが、低域の駆動力はD-150A2等に比べても少し弱い。
また、外観に比べて内部の劣化が予想される為、購入時には注意が必要。
この機種は通風口が一切無い為内部に熱が籠もりやすいようです。
当方が入手したことがあるD-75Aは外観が非常にきれいなのに内部は劣化が見られました。
もっとも、劣化していても部品交換、半田修正を行えば長く使えます。
入手は容易。現在でも新品が入手できる。
入力端子はフォーン/キャノン共用。スピーカー端子がねじ止めしか無いのは前モデルD-75より改悪。
自然空冷(ファンレス)。電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。(一部USA国内モデルは120V専用モデルが存在します)
何台か修理でお預かりしましたが、年式の割に故障が多いような・・・。
後期の中国製造品は避けた方が良いでしょう。
<D-150A SeriesII> 評価5
私が初めて使ったCrownのパワーアンプ。
当時は山水の最高峰、B-2301を使っていましたが、そのB-2301を捨ててこちらにしてしまう程のインパクトがありました。
家庭で使うにはちょうど良い内容です。また、リアは通風口が多数あけてあり、放熱は安心です。
音質はゆったりした音で耳につく音ではなく、どちらかというとまったりした感があります。
スピーカーがモニター系だと、このアンプの音であればちょうど良いかも知れないです。
すでにディスコンで入手は中古のみですが、入手しやすいです。
音質、重量、すべてのバランスが1番良いのではないかと思います。
入力はフォーンジャックのみ、出力はバナナプラグ対応のねじ止め端子。
メンテナンスもしやすく、個人的お勧め機種です。
自然空冷(ファンレス)。電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
<D-150A、D-150A IOC> 評価4
上記D-150Aの前のモデルです。
基本設計は同じです。
音質もD-150A2とほぼ同じです。電源電圧は120V/240Vのみです。
D-150A IOCは、IOC回路が追加となったもので中身は殆ど同じです。
<D-150> 評価3
基本的にはD-150Aと同じですが、入力ボリュームがパネルに出ていなかったり電源スイッチが無かったりと、ちょっと使いにくいです。
プリアンプに接続して使う前提のアンプです。
フロントパネルは当時別売だったようです。なので、パネルが無いものもあります。
いわゆる「軍艦型パワーアンプ」が標準状態だったようです。
電源電圧は120V/240Vのみ。
<DC-300A SeriesII> 評価4
D-150A SeriesIIより低域が太く良く出るのが特徴。
このアンプの初代は世界初のDCアンプでもあり、このモデルが元となり各モデルが作られました。
このアンプもお勧めできますが、とかく単体だと座りが悪いのが問題です。
ラックマウント必須になります。
JBLのスタジオモニタの指定アンプにもなったとか・・・。
音質は太い低域が実に心地よい+D-150Aのゆったり感です。
スピーカーがバスレフ等で低域が出しやすいものだと、低域がだぶつく恐れがあります。
すでにディスコンで入手は中古のみですが、入手はしやすいです。
入力はフォーンジャックのみ。出力はバナナプラグ対応のねじ止め端子。
自然空冷(ファンレス)。電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
このアンプの欠点は、ボディのすわりが凄く良くないことです。
正規輸入モデルではトランスの回りに枠がついているようです。
<PS-200> 評価3
Dシリーズとは傾向の違う音質で、特に中高域はなかなかしっかりした音が出ます。
ヘッドホン端子が搭載されていますが、民生機のように自動的にスピーカーが切れたりはしません。
あくまで出ている音を確認するためのものです。
こちらもなかなかお勧めですが、経年機は基本的にメンテナンス要です。
入力はフォーンジャックのみ。オプションでXLR(バランス)入力がアダプタにより増設可能。
このアダプタは、トランスで変換するタイプとオペアンプで変換するタイプとがあり、それぞれPS-MOD/XとPS-MOD/Aと名前が違います。
出力はバナナプラグ対応のねじ止め端子と、一般的なねじ止め端子が装備されています。
どちらかというと設備機器としても使えるように考慮されています。
すでにディスコンですが、比較的入手しやすい。
自然空冷(ファンレス)。電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
<POWER LINE THREE> 評価4
上記PS-200の民生版。入力端子がRCAピンのみになっている。
音質は少し高域を押さえて家庭向けにしてあるのがミソ。
フロントパネルのSIGNALインジケーターが周波数別3種類に分かれており、見ていて楽しい。
PS-200/400用オプションのXLR入力アダプタは使用不可。
すでにディスコンで販売数も少なく、入手は難。
前期モデルにはスピーカー切り替えスイッチが搭載されているものがあります。(レアです)
自然空冷(ファンレス)。電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
<PS-400> 評価5
PS-200をベースに出力を約2倍にしたモデル。
PS-200より音質的には有利に思います。特に音の固まりがそのまま飛んでくる感が凄いです。
また電源が強化されている分、音の切れは数段上です。
個人的お勧め機種です。
自然空冷(ファンレス)。電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
<POWER LINE FOUR> 評価5
PS-400の民生版。内容的には出力と大きさ以外にPOWER LINE THREEとは相違点が無い。
入手は難です。
自然空冷(ファンレス)。電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
<MACRO-TECH1200> 評価3
Crownの本業?とも言うべきPA、SR用途のパワーアンプ。
音質はさすがで、良い音+遠くまで飛ばす為の音質です。
ですが、ファンの音だけは家庭で使うにはちょっとアレです。
ファンの音が我慢できればお勧め。
入力はフォーンジャックのみ。オプションボードでXLR(キャノン)入力などに変更可能。
出力はバナナプラグ対応のねじ止め端子。
強制空冷(ファンあり、回りっぱなし)。電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
一部機種では電源電圧変更が困難なものがあります。ご注意を。
(変更可能だが電源トランス交換、ファン交換が必要)
<MACRO-REFERENCE> 評価4
Macroシリーズの最上級。音質は言うまでもないです。
スピーカーを選ぶことなくどんなスピーカーもまず間違いなく鳴らします。
強制空冷ですが、当方の環境では冬場にはまず動作することはありませんでした。
空冷ファンは温度センサーが内蔵となっており、温度が上昇すると動作します。
また、Crownのアンプでは一般的な保護回路のIOC回路、ODEP回路などと安全装置も充実しています。
音質優先の為、電源コンセントを刺し、リアのブレーカーを入れるとメイン回路にはある程度通電されています。
フロントパネルの電源スイッチを押すとすべての回路がONとなります。
入力は標準でフォーンジャックのみ。オプションボードでXLR(キャノン)入力などに変更可能。
標準のオプションボードはXLR入力が装着されています。
出力はバナナプラグ対応のねじ止め端子。
このアンプはUSAモデルと輸出モデルでフロントパネルのデザインが異なります。
USAモデルは、重厚なデザインでフロントパネルが電飾で美しいです。
輸出モデルはイマイチなデザインと思います。
強制空冷(ファンあり、温度センサー内蔵で温度により回転数変化)
電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
<Studio Reference2> 評価5
<Studio Reference1> 評価5
Macro-Rederenceをベースに改良されたモデル。
内部は大きな変更は無いのですが、音質は明らかに良くなっています。
当方も愛用中です。
出力に応じてReference1と2があります。
アルミに塗装されたパネルの質感が高く、外観も格好良いです。
強制空冷(ファンあり、温度センサー内蔵で温度により回転数変化)
電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
何より低域の出方が凄い。
<K2> 評価4
<K1> 評価4
まったく新しい冷却方法を採用した小型パワーアンプ。
出力はその外観によらずなかなかの大出力。
シャーシ全体が放熱板になっているので、全体的に暖かくなります。
音質は比較的無難。D-150A2の音質に近いような音です。
PS系と比べるとやや大人しめです。
しかし駆動力はしっかりしています。
入力はフォーンジャックとXLR。
出力はバナナプラグ対応のねじ止め端子。
自然空冷(ファンなし)
電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
このアンプは、部品の選定が良くなく10年ほどで必ず故障します。
また、修理も困難です。中古を敢えて選定する必要は無いでしょう。
補修部品はすでに入手できないとのことです。
<PSA-2> 評価4
70年代のCROWNの弩級アンプ。
高域が少し穏やかで疲れない音のアンプです。
駆動力はしっかりあるのが特徴です。
年式が古い故にメンテナンス済みのものを購入した方が無難。
PA現場で長らく愛用されていたようで酷使された個体が多いです。
入手の際はご注意を。
入力はフォーンジャックのみ。オプションボードでバランス(XLRキャノン)入力を追加可能。
出力はバナナプラグ対応のねじ止め端子。
強制空冷(ファンあり、温度センサー内蔵で温度により回転数変化)
電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
このアンプは設計が良くなくリレーのケースが焼けます。
当方でメンテする際はリレーを移設します。
数種類のバリエーションがあるようです。
PSA-2 dbというモデルは入力ボリュームがアルプスのRK40(Black
Beauty)です。
あまり見かけず希少です。
<SA-2> 評価4
PSA-2をベースに民生用にしたモデル。
フロントのレベルメーターが細かになっている以外はPSA-2との大きな差は無い。
入力端子はシンプルにRCAピンのみ。
PSA-2に比べ酷使されていない個体が多いと思うので狙い目です。
強制空冷(ファンあり、温度センサー内蔵で温度により回転数変化)
電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
・プリアンプ
<IC-150> 評価4
初期のプリアンプ。1970年代のものです。
内容はまったくオーソドックスなプリアンプですが、モノラルソースがまだ多くあった時代なのか、音像の移動振り分け等の機能があります。
音質はさすがにVintageを感じます。
アナログレコードには雰囲気抜群です。電源電圧は、AC120V/240Vのみ。
スイッチ全交換するだけでびっくりするほど音質が激変します。
<IC-150A> 評価4
IC-150のマイナーチェンジ版。メインボリュームが良質になったり、前モデルではプラスチックだったつまみ類がアルミ削りだしに変更されたりしています。
回路も併せて少し変更されています。
年式もこちらが当然新しいです。
電源電圧は変更できます。
メインボリュームがロータリースイッチ化されていてギャングエラーが少ないのがいいです。
<SL-1> 評価5
Straight Lineシリーズの初代。
外観は正直あまり格好良く無いのですが、音質はさすがのものです。
余計なつまみが無いので、むしろ使いやすいように思います。
PHONOアンプはアダプタとして別売になっており、本体内にはPHONOイコライザが無いので要注意。
電源電圧は、AC100Vへ変更可能。
個人的には好きなアンプです。
<DL-2> 評価5
Crownが作った超弩級のプリアンプ。
70年代後半に、当時の電子技術をフルに活用して作ったプリアンプ。
音量調整にリードスイッチを多数使用したアッテネーターを使ったり、内部は恐ろしいまでの技術と物量投入。
音質は色つけ無しですが、高域はSL-2よりもややおとなしい感じ。
PHONO入力はアダプタを使用することで対応。
電源は本体と別ユニットとなっており、これがないと動作不可能。
入手の際は電源ユニットが付属していることを確認する必要あり。
ついでにPHONOを使いたい場合は同様にアダプタの入手が必要。
ちなみに、このアダプタはカートリッジの種類でAタイプ(MM)とBタイプ(MC)がある模様。
このアダプタですがMC用は殆ど見かけません。(一応私は両方持ってます)
このアダプタはSL-1、DL-2双方で互換性があります。
尚、この時代の部品はCrownからの入手は不可能。部品も皆無。
年式が古いため、メンテナンスは必須。メンテ済み品を入手するのが無難。
電源はAC100Vへ変更が可能。
このアンプは経年でボリュームのアップダウンが出来なくなる故障を良く見かけます。
ボリュームを上げても自動で下がってしまう、もしくはその逆。これらは問題無く修理可能です。
<SL-2> 評価4
1Uタイプの薄型プリアンプ。
CROWNのプリアンプの完成型。使いやすいプリアンプです。
音質は、名前の通りまっすぐで色つけ無し。
どんなジャンルにも合います。
Crownのプリの完成型。
電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
<PSL-2> 評価4
SL-2のマイナーチェンジモデル。内容は殆ど同一。
主に外観の色が違う程度で内部回路、音質、仕様ともほぼ同じ。
ブラックで格好良いので人気が高い。
電源電圧は、AC100Vへ変更が可能。
<OC-150A> <OC-150> 評価3
OUTPUT CONSOLEから来ている型番は、特に音質には影響せず、オーディオを楽しむ為のものです。
複数のパワーアンプ、スピーカーを切り替えたり、ヘッドホンを接続したりするためのアダプタのようなものです。
(パワーアンプ単体では使い勝手が良くない為)
外観ではレベルメーターが目につきます。
まったく音質には影響しない(むしろ回路を挟む分悪影響?)機器。
これがなくても音楽は聴ける為、市場にもさほど出回っていない。
日本には正式輸入されなかったと思われる。
電源電圧は、AC100Vへは変更不可。
<VFX-2> <VFX2A>
Crownの名機と言われるチャンネルディバイダー。
マルチアンプ駆動するためには必須。1台で2WAYが2回路になるので、3WAY以上ならそれぞれ複数必要となる。
AとA無しの違いは内部の部品(オペアンプ?)が違うらしい。
・Crownのアンプで、ズバリお勧めは?
個人的にはStudio Referenceシリーズですね。
年式が比較的新しいことが一つ、ファンは殆ど動作しないことが一つ。
音質は比較的最近の音がしますから、当分買い換える必要は無いでしょう。
入手のしにくさが難点。
入手しやすさでは、PS-400がお勧め。
音の良さ、価格、メンテナンス性、すべてが理想的ではあります。
PS-400のBTLは最強です。
また、ゆったりした音が良い方はDC-300A2かD-150A2がお勧めです。
あまり細かい事はいい、気持ちよく聴きたいという人にはD-150A2をお勧めしています。
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